セラマックス工法が塗装劣化(チョーキング)に強く耐候性・超長期耐久性を保有するメカニズムとは?
セラマックス工法で用いられるセラマックスは超長期耐久性・塗装劣化に強い塗料です。セラマックスは、無機系のアルコキシシラン化合物です。そのため主鎖は擬似ガラス質である-Si-O-結合です。この結合が、塗装の劣化を防ぎ超長期耐久性を可能にしています。
地上に達する紫外線の波長は290nmです。その結合分解エネルギーは85Kcal/molであり、従来塗料のC-C結合を切断します。そのため、従来の塗装では分解・劣化が進みチョーキングが発生します。
しかし、-Si-O-結合は紫外線の光エネルギーでは塗装の分解・劣化が発生しません。
なぜならセラマックスは、波長270nm以下、結合分解エネルギー104Kcal/mol以上の場合で塗装の分解・劣化が生じますが、紫外線より短い波長の太陽光線はオゾン層で吸収され、地上には到達しないからです。
このような理由で、無機系セラマックスを用いたセラマックス工法は超長期耐久性と塗装劣化に強いメカニズムを有しているのです。
超長期耐久性・塗装劣化の強さを裏付ける試験データ
沖縄宮古島における暴露試験5年間 無機形塗料とふっ素樹脂系塗料の光沢保持率比較。
無機形塗料の高い耐久性が確認できます。
塗装劣化に対する長期保証システム
長期保証
施工の品質管理を行わないと長期保証システムを組むことができません。品質管理体制・膜厚管理体制・施工管理体制などを一元化することにより、長期保証システムの意味があるのです。ライセンスを取得した会員の施工により被膜の白亜化(チョーキング)に対して10年間の保証を行います。
チョーキング・塗装劣化に関する追跡調査
「塗装劣化にどれほど実際に強いのか?」「チョーキング、割れ、剥離は生じていないのか?」
私たちが塗装した箇所について追跡調査を行っています。長い時間では、20年後の追跡調査結果もあります。それらは、セラマックスの超長期耐久性と塗装劣化の強さを裏付ける結果となっています。
本州四国連絡橋公団 早島六間川橋追跡調査
写真1 | 従来工法 施工10年後 | セラマックス工法 施工10年後 |
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施工:平成7年2月 追跡調査日:平成16年11月(10年目の追跡調査観察) |
塗膜:チョーキング、われ発生を確認した。 | 塗膜:チョーキング、われ、剥離はいずれも観察されなかった。 光沢の低下:殆ど無し(施工以降、外壁洗浄無し) 調査結果:飛散する海塩粒子の影響や紫外線、赤外線の影響を殆ど受けていないことを確認した。 |
セラマックスのカタログデータ
予防保全で使用されるセラマックスの製品別カタログデータをダウンロードできます。